今回は、「買ってはいけない美顔器」について書いていきます。美顔器の導入を考えている人は、ぜひご覧ください。
美顔器は、“毎日使えるものは数少ない”という事はご存じでしょうか?週1もしくは週2という美顔器が多いんです。
毎日使いたい気持ちはよくわかります。一刻も早く悩みを解決したいですからね。ただ、毎日使っていいと書かれていない美顔器は、やり過ぎると肌への刺激がある場合や逆に肌が荒れてしまったりする場合があります。
美顔器は、自分の肌に合わなければ悩みを解消するどころか、悩みを誘発してしまう可能性だってあります。
そこでよく目にする美顔器を8つピックアップし、それぞれ肌にどんな影響があるのか逆に肌への効果はどうなのかについて、corecty編集部の元エステティシャンが解説します。
目次
【買ってはいけない美顔器】超音波美顔器
【肌への影響】超音波美顔器を買ってはいけない人とは?
超音波美顔器は使い過ぎると、肌が疲れてしまう事があります。美顔器の取扱説明書をしっかり読んで、肌の状態を見ながら“周波数”を決めましょう。
また、超音波は、“目のまわりや耳下リンパ節”などにあてると危険です。あてる場所には注意して使ってください。それから、超音波美顔器で“メイク落としをしようと考えている方”には、おすすめできません。メイク落としには、界面活や性剤や防腐剤が配合されている場合がほとんどで、肌トラブルになる可能性があります。
肌への効果
超音波美顔器は、超音波を活用し“血液の循環をよくし、肌を活性化”します。“肌のハリ・たるみ・ほうれい線・むくみ”などに効果的な美顔器です。
【買ってはいけない美顔器】ラジオ波を用いた美顔器
【肌への影響】ラジオ波を用いた美顔器を買ってはいけない人とは?
ラジオ波を用いた美顔器は、誰でも使える美顔器ではありません。以下を、ご覧ください。
・妊娠中・授乳中
・肌に炎症が起きている
・ひどい状態の日焼けをしている
・ペースメーカーを使っている
・顔に金属製のものを埋め込んでいる
・心臓疾患や糖尿病、免疫疾患
・アトピー性皮膚炎などの皮膚の疾患がある
これらに心当たりがある人は、控えた方がいいでしょう。(※購入をお考えの方は、説明をしっかり聞いてから購入しましょう。)
肌への効果
ラジオ波は、皮膚表面だけではなく皮膚の奥まで熱を届けてくれます。
・たるんだコラーゲン線維を収縮させて肌を引き締める
・真皮にまで熱が及ぶので、コラーゲンを作る「線維芽細胞」が増加、肌にハリを与えます。(※シワ予防)
・体の奥から温度を上げるので、血液やリンパの流れを活発化し、老廃物の排出をスムーズにします。
【買ってはいけない美顔器】イオン導入型美顔器
【肌への影響】イオン導入型美顔器を買ってはいけない人とは?
イオン導入型美顔器は、手軽にできる美顔器として有名ですが、“化粧水を選ばなければいけなかったり、肌表面の水分を分解してしまう場合”があり、“乾燥が進んでしまう可能性”があります。
ひどい乾燥肌の方がイオン導入型美顔器を使用するなら、注意が必要です。
肌への効果
イオン導入型美顔器は、“くすみやシミ、シワが気になる方”にはおすすめです。化粧水などの成分を効率よく浸透させてくれます。(※約30~100倍)
【買ってはいけない美顔器】レーザー型美顔器
【肌への影響】レーザー型美顔器を買ってはいけない人とは?
レーザー型美顔器は、メーカーや機種によって“出力に違い”があるので、肌に負担がかかる場合があります。
指定された時間を守ることが大切ですが、個人差があり“肌が弱い人や敏感肌の人は痛く感じる場合”があります。
肌への効果
レーザー型美顔器のレーザーは、黒に反応する光ですので“シミやそばかすなどに効果的”です。また、それ以外にも“毛穴を引き締める・肌のキメを整える・コラーゲンの生成を促す”などにも効果的な美顔器です。
【買ってはいけない美顔器】ローラー型美顔器
【肌への影響】ローラー型美顔器を買ってはいけない人とは?
ローラー型美顔器は名前のとおり、肌の上でローラーを転がす事で効果を発揮するのですが、やり方を間違えると“ローラーの刺激でシワやたるみを引き起こす可能性”があります。
また、“ニキビや傷がある肌に使うと刺激を与え、肌にダメージを負わせる”ことにもなりかねませんので注意が必要です。
肌への効果
ローラー型美顔器は、肌の上でローラーさせることで“血液の流れやリンパの流れ”を促してくれます。肌に栄養を行き渡らせることができ、“老廃物の排出がスムーズ”になります。
すると、肌に“ハリ・ツヤ・リフトアップ”などにも効果的になり、筋肉も解れて顔のコリなども和らぎます。
【買ってはいけない美顔器】EMS美顔器
【肌への影響】EMS美顔器を買ってはいけない人とは?
EMS美顔器は、肌に電流を流します。“ピリピリと感じたり、電流によって刺激”を感じてしまう場合があります。
電流の感じ方は人によって個人差がありますので、“電流を感じやすい人”は気をつけなければならない美顔器です。
また、電流を与え続けると皮膚がダメージを受ける事もありますので注意が必要です。
肌への効果
EMS美顔器は、電流を流すことで筋肉を動かします。私たちの顔は、およそ20種類の表情筋で表情を作っていますが、この表情筋も使わなければ衰えていきます。
この表情筋を動かすことで、運動しているような状態になるので、“肌のハリ・リフトアップ・小顔・むくみ”などに効果的です。
【買ってはいけない美顔器】LED美顔器
【肌への影響】LED(発光ダイオード)美顔器を買ってはいけない人とは?
LED美顔器は、LED(発光ダイオード)を肌にあてるという美顔器ですので、「光線過敏症」の方は使用不可となります。
“光に弱い、敏感”だという方が使用する場合は、注意が必要です。
肌への効果
LED美顔器は、メーカーや機種によって様々ですが、赤色LEDや青色LEDなどでその色によって効果に違いがあります。
青色LEDはニキビの原因である“アクネ菌の殺菌・過剰な皮脂分泌を抑える”ことに効果的で、赤色LEDは“血行促進や新陳代謝を促してくれる”ので、“肌のハリ・小ジワ・リフトアップ”に効果的です。
【買ってはいけない美顔器】エレクトロポレーション美顔器
【肌への影響】エレクトロポレーション美顔器を買ってはいけない人とは?
エレクトロポレーション美顔器は、肌に元々あるバリアとなる角質層に一時的な穴を開けることによって美容液などの成分を浸透させます。
そのため、使う美容液の“純度が低い、または添加物が多く含まれる”などの場合、まれにアレルギー反応(赤み・むくみ)を起こす可能性があります。
それ以外にも、電気刺激による摩擦などで“敏感肌の方は肌荒れしてしまう”ことがあります。
肌への効果
エレクトロポレーション美顔器を使うことで、美容液の有効成分を肌の奥まで届けられるので “毛穴の開き・ニキビ・ニキビ跡・シミ・くすみ・乾燥・シワ・たるみ”などに効果的です。
まとめ
今回は、「買ってはいけない美顔器」について書かせて頂きました。
美顔器は、肌に合うものを選ぶ事ができれば、気になる肌悩みにとても有効なスキンケア方法です。
ただし!どの美顔器にもメリットやデメリットがあります。
“自分の肌は今どのような状態にあるのか”を考慮して選ぶ事ができれば、単に化粧品を顔に付けるよりも効果的です。
どの美顔器が“買ってはいけない美顔器なのか”をしっかり見極めることで、安全に使えるでしょう。
どちらにしても、“絶対はありません”ので取扱説明書を見て、“なにかあったら直ちに使用を中止する事”は忘れないで下さいね♡