【スキンケアアドバイザー直伝】スキンケアの順番まとめ♡美容液・パック・化粧水など全アイテムの基本的な順番をプロが徹底解説!

「スキンケアの順番って、守らないといけないの?」と思うかも知れませんが、順番はぜひ守ってください。

なぜ順番を間違えるといけないのかですが、“配合された成分たちがしっかり肌に浸透してくれない”からなんです。

そこで今回は、corecty編集部のスキンケアアドバイザーが「スキンケアの順番」というスキンケアの基本と、“スキンケアで美肌になる方法”の基本を解説します。

基本が解れば、“自分の肌に何が不要で何が必要なのか”がわかるようになります。ぜひ、参考にして下さいね♡

スキンケアは正しい順番で使わないと効果が半減する!?

スキンケアの順番

スキンケアの正しい順番をご紹介するのですが、そもそもスキンケアはなぜ順番に使わないと効果が半減するのでしょうか?

スキンケアの基礎化粧品には、それぞれに役目があります。その役目を果たすためには、順番を正しく使わないとお肌に浸透してくれないんです。

スキンケアの正しい順番は、

①化粧水➜②美容液➜③乳液➜④クリーム

なんとなく「こうかな?」と、思われていましたか?この順番ですが、水分が多い順番なんですね。

水分が多い化粧品から始まり、最後は最も油分の多い化粧品でフィニッシュ。この順番を間違えると、せっかく肌にいい成分が配合されていたとしても、浸透してくれないのです。

なので、スキンケアの順番を間違えると効果が半減してしまいます。

スキンケアの順番がわかったところで、次にスキンケアに使用する基礎化粧品のアイテムと、どのような役目があるのかについて解説させて頂きます。

スキンケアのアイテムとその役割

スキンケアのアイテムは近年多様化されてきていて、様々なアイテムを複合してオールインワンなどが発売されています。ここでは、元々の基礎化粧品アイテムの基礎となる化粧品とその役目についてまとめてみました。

クレンジング

クレンジングの役目は、ファンデーションや皮脂などの油溶性の汚れを落とすことです。

【クレンジングの種類】
■クレンジングオイル
一般的には、油性の成分に界面活性剤やエタノールなどを配合しています。商品によってオイルの量と界面活性剤の量に違いがあり、比較的、購入しやすい価格で販売されています。濃いめのメイクを落とすのに適しています。

■クレンジングクリーム
濃いめのメイク・薄いメイクにも対応ができ、肌に優しく乾燥肌の人に適しています。

■クレンジングミルク
乳液上なので水溶成分が多く、油性成分は溶けにくいですが使用後はサッパリ。肌質を問わず使えます。

■クレンジングジェル
大きく分けて2種類のジェルがあります。水溶性のゲルタイプは、洗浄力が弱く肌がしっとり。油分が多いジェルは、洗浄力が高くサッパリします。

■クレンジングローション
アルコールや保湿剤が配合されているものが多く、コットンなどに含ませているものなどがありますが、化粧直しなどには便利ですが、油溶性の汚れは落ちにくいです。


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洗顔料

洗顔料の役目は、皮脂・ホコリ・古い角質などの水溶性の汚れを落とすことです。

■石鹸
手軽で洗浄力があります。基本的に石鹸は脂肪酸と油脂を原料としていますが、泡立ちを高めるなど様々な成分を配合したものが幅広く販売されています。

■洗顔フォーム
フォームタイプの洗顔料は、容器に入っているので保存状態が良く、使用感も変化しにくいという特徴があります。

■洗顔パウダー
顆粒や粉末タイプの洗顔料で、酵素洗顔などに多いタイプ。混ぜて使うものと水に溶いて使うタイプのものがあります。酵素が配合されているものは、古くなった角質を取り除きやすくします。

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整肌化粧品

整肌化粧品の役目は、水分と油分のバランスを回復させ、皮膚と皮脂腺を健康な状態にキープすることです。

■化粧水
洗顔後に使用します。一時的に皮脂膜が無くなった状態になるので、角質層に水分と油分を補います。

■柔軟化粧水
エモリエント化粧水といわれるもので基本は水分を補うもので、角質層の保湿をします。

■収れん化粧水
トーニングローションやアストリンゼントローションとも呼ばれ、使用感はサッパリ。過剰な皮脂を抑制、皮膚のタンパク質を引き締める効果があります。

■二層式化粧水
「水と粉末・水と油」というように2層からなる化粧水。「水と粉末」のものは“カーマインローション”と呼ばれ、日焼け後の肌のほてりを鎮めます。「水と油」のものは、界面活性剤が配合されていないので、振ることで両者が混ざり成分の効果を肌へ与えます。

■プレローション
化粧水の前に使用する化粧水。近年は、導入液とも言われ「美容液」の場合もあります。肌のトラブルを防いだり改善する事が目的のものが多い傾向です。

■乳液
化粧水とクリームの中間的な性質のもの。皮膚にす水分や油分を補い、保湿や柔軟性を与えます。

■クリーム
乳液と同じように、皮膚に水分や油分を補い保湿や柔軟性を与えますが、クリームには肌の水分を閉じ込めるという効果があるので肌の水分蒸発を防いでくれます。

・バニッシングクリーム
油分が少なく、皮膚に塗ると透明で見えなくなります。

・エモリエントクリーム
別名「モイスチャークリーム」栄養クリームやナイトクリームなどもこのタイプ。

・マッサージクリーム
別名「コールドクリーム」マッサージする際に使用するクリームで、油分が多く皮膚に塗布し溶ける時に冷たい事から、このように名づけられました。

・マルチプルクリーム
マイクロカプセルが内蔵されているものが多く、効果の高い高級クリーム類。

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特別ケア化粧品

通常の基礎化粧品では、補えない栄養分を与える化粧品です。

■美容液
「エッセンス・セラム」とも呼ばれます。化粧水を濃縮したかのような粘性の高いものが多く、美白や肌の乾燥などの予防や改善を目的としたもの。

■パック剤
パック剤は、肌表面を覆って効果を得るものです。

・ピールオフタイプ
固まらせて、剥がすタイプで洗浄効果や保湿目的のものが多いです。

・ウォッシュタイプ
浸透性の高い保湿剤を使い、しっとりさせます。

・固めて剥離するタイプ
このタイプの多くは、汚れを吸着させる目的のもの。

・パックシートタイプ
化粧水や美容液を含ませたもので、その多くは保湿が目的。

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ここまで、スキンケアアイテムとその役目を解説させて頂きました。

次に、「スキンケアで美肌になる3つの方法」をお伝えしたいと思います。これは、“美肌になる基本となる方法”ですので、しっかりお読みくださいね♡

スキンケアで美肌になる3つの方法とは?

①水分補給
不足している水分を、化粧水や美容液などで補給します。

②補給した水分を保持する
水分を保持するのは、「水分を蒸発させずにその状態を保つこと」です。水分を閉じ込める働きをしてくれるのは、皮脂膜。

皮脂が不足している場合は、乳液やクリームなどの効果“肌の水分を閉じ込める”を利用して、水分を閉じ込めましょう。特に、乾燥肌や敏感肌の人は念入りに行うことが大切です。

③保湿をキープ
肌の細胞が、“水分をしっかりキープしている状態”を作る事。

水分をしっかりキャッチして離さない「NMF(天然保湿因子)」と、細胞と細胞の間を埋めるように存在する、肌のうるおいをキープしてくれる「細胞間脂質」の状態を整えることで、肌細胞はしっかりと水分をキャッチします。

細胞間脂質のほとんどを占めるセラミド補給も効果的です。

この3つが、“肌の保湿力を高めて美肌になるスキンケア方法”です。

現在、化粧品はたくさんのスキンケアアイテムがあるので、何が必要なのかわからなくなってくると思いますが、多くの種類を使えば美肌になるのかというとそうではありません。

肌をイタズラに触るのではなく、本当に必要な化粧品だけをチョイスして使う方が、美肌になります♡

まとめ

今回は、「スキンケアの順番」という事で書かせて頂きました。

スキンケアアイテムは年々増え続けていますが、スキンケアの基本は変わりません。

スキンケアの順番、そしてアイテムの役割を覚えていると、何と何を組み合わせて使うのか自分で判断できるようになります。

もし、あなたが肌トラブルに悩まされているなら、この機会に“基本に戻って”手持ちの化粧品を見直してみて下さいね♡

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