メイクの肝となるアイメイクですが、この時に使用するアイライナーについて、なんとなく使用しているという人も少なくないのが現状です。
アイメイクの際に必須とされるアイライナーですが、その役割と正しい使い方はどのようなものなのでしょうか。
今回は、アイメイクに使用するアイライナーの特徴やその魅力、目を大きく見せるためのラインの引き方などについて、cocrecty編集部のメイク資格保持者が紹介していきます。
基本のラインの引き方の他に、まぶたのタイプ別のラインの引き方などについても触れていくので、自分に合ったアイメイクを心がけていきましょう。
目次
アイラインの役割とは?
メイク初心者などは、アイラインがどういうものなのかということについてよくわかっていないということもあるでしょう。ここでは、アイラインの持つ役割について紹介していきます。
アイラインを引くことの目的としては、目元を大きく見せることです。まぶたのキワに沿ってアイラインを引くことで、まぶたの輪郭を際立たせることができるので、デカ目効果が期待できます。
また、アイラインの引き方は一つではなく、様々な引き方を使い分けることで目元を様々な印象に変えることができるのも大きな魅力です。
アイライナーの種類
アイライナーにはいくつか種類があり、それぞれ特徴や適したラインの引き方が異なっています。まずは3タイプのアイライナーについてそれぞれの特徴を紹介するので、チェックしてみてください。
ペンシルアイライナー
ペンシルアイライナーは初心者におすすめのアイテムで、目元をナチュラルに仕上げたいという場合には最も便利なアイテムです。
ペンシルアイライナーは芯が硬めなので握りやすく、慣れていなくても目元にラインをひきやすいのが大きな魅力です。
ペンシルアイライナーは引く際に特にテクニックやコツがいらないので、初めて使うという人でも失敗しにくく、きれいなラインを引くことができます。
ペンシルアイライナーには鉛筆タイプと繰り出しタイプの2種類があり、鉛筆タイプの方が少し芯が硬めなのでしっかりと力を入れて書くことができます。
リキッドアイライナー
ペンシルアイライナーに慣れたら使ってみて欲しいのが、リキッドアイライナーです。
このタイプのアイライナーは芯が柔らかいので力の入れ方に注意が必要ではありますが、リキッドがたっぷり筆先についているので、くっきりとしたラインを作ることができます。
また、毛先の部分を使うことで細いラインも自由自在に作ることができるので、アイラインのテクニックの一つであるタレ目ラインや跳ね上げラインなどもきれいに引くことが可能です。
リキッドアイライナーには比較的芯が柔らかい筆タイプと、少し硬めのフェルトタイプがあるので、こちらも使い分けてみましょう。
ジェルアイライナー
http://amazon.co.jp最後に紹介するのがジェルライナーですが、ジェルは重ね付けなどをすることで色味が変化するので、アイラインに手軽に濃淡を付けることができるのが大きな魅力です。
また、ジェルアイライナーもリキッドアイライナーのように筆を使うものが一般的なので、目のキワなどに細くラインを引きたいという場合にも便利です。
ジェルアイライナーはペンシルアイライナーのようなラインのひきやすさと、リキッドアイライナーのような仕上がりのきれいさを兼ね備えているのが大きなポイントです。
ジェルアイライナーにも筆タイプと繰り出しタイプがあり、またボトルに入った染料をブラシにとって使うジャータイプのものもあります。
【基本〜応用まで】目のタイプ別アイラインの引き方
一重や二重など、目のタイプによって印象が異なりますが、これはメイクにも言えることです。自分の目のタイプにあったアイラインの引き方をすることで、より一層魅力的に見せることができるので、ぜひ試してみてください。
【基本・基礎編】アイラインの引き方
目のタイプ別のアイラインの引き方を紹介する前に、まずは基礎となるアイラインの引き方について紹介していきます。
手持ちのアイライナーを用意して、そのアイライナーのタイプによって使い方を変えていくことが大切です。
ペンシルアイライナーもリキッドアイライナーもジェルアイライナーも、基本の引き方は同じで、まず中央から目尻のラインまでアイラインを丁寧に引いていきます。次に目頭から目の中央までラインを引いて、最後に二つのラインをつなげます。
リキッドの場合もこれは同様ですが、ペンシルアイライナーの場合には最後にぼかすとナチュラルな印象に仕上がります。
【一重・奥二重さん向け】アイラインの引き方
一重や奥二重の人の場合は、目元が厚ぼったく見えたりせっかくの二重ラインが目立たなかったりして、コンプレックスを抱えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、一重や奥二重の人だからこそ似合うメイクというのもあるのです。
例えば目尻のみに1/2ほどラインを入れると、目尻が強調されるので二重のラインが目立ちにくい奥二重や一重の人でも印象的な目元に仕上げることができます。この時にカラーアイライナーを使うと、さらに存在感がアップするのでおすすめです。
奥二重の人は太めにラインを引いてしまうとせっかくのラインが全て埋まってしまうので、目のキワギリギリに細くラインを引くのがおすすめです。
また一重の人の場合は、黒目の上を少し太めにすると目の縦幅を広げることができるので、目を大きく見せることができます。
【二重さん向け】アイラインの引き方
二重の人がアイラインを引く場合には、目元がぱっちりとしているだけに、やりすぎるとけばい印象になってしまいます。そのため、できる限り抜け感を意識してラインを引くことが大切です。
奥二重の人もガッツリと太めのラインを引くのではなく、目のキワギリギリにラインを引きましょう。また、カラーアイライナーを使う場合には、二重の場合は目立ちすぎてしまうので、パステル系の淡いカラーを使うことでバランスをとることができます。
【応用編】アイラインの引き方
最後に、アイラインの引き方の応用編を紹介していきます。アイライナーといえば黒やブラウンがベーシックなカラーで人気ですが、時にはカラーアイライナーを使ってみたいということもあるでしょう。
鮮やかなカラーを目尻に引くのも良いのですが、目立ちすぎるのが苦手だという場合には下瞼にラインを入れてみるのも良いでしょう。
下まぶたにラインを入れることで手軽に目力をアップさせることができますし、派手になりすぎることもないのでおすすめです。
また、ラメ入りブロンズカラーのアイライナーを下まぶたに使うと、うるみのある瞳に仕上げることができます。
【アイライナーの種類別】アイラインの引き方
アイライナーにはいくつか種類がありますが、それぞれの特徴に合わせた使い方をすることが大切です。今回は、リキッドアイライナーとペンシルアイライナーの使い方についてそれぞれ紹介していきます。
リキッドアイライナーの引き方
リキッドアイライナーはくっきりとラインが出るので、使い方には気をつけなければなりません。リキッドアイライナーを使う場合には太めに引くとケバい印象になってしまいますし、二重の幅も狭く見えてしまうので注意が必要です。
ラインを引く際には筆先をうまく使って細めのラインを描き、目のキワギリギリのラインを引くのがポイントです。リキッドアイライナーを使う際には目のキワにラインを引くことになるので、目を開いた状態で使用しましょう。
目尻部分を5mmほど長めに描くと、目の横幅が広がって目力が強くなるのでおすすめです。
ペンシルアイライナーの引き方
ペンシルアイライナーも基本はまつげの間を埋めるようにラインを描くのがポイントで、小刻みに動かしながらラインを引くことできれいな線を作ることができます。
また、ペンシルアイライナーの場合はラインを引いた後に綿棒などを使って馴染ませると、ナチュラルな雰囲気に仕上がるので、派手なメイクにしたくないという人にもおすすめです。
まとめ
今回は、アイライナーの種類やまぶたのタイプ別のアイラインの引き方について紹介してきました。
自分のまぶたの形に合わせたラインを引くことでより印象的な目元に仕上げることができるので、引き方をマスターしてアイメイクを楽しんでください。