ナチュラルな美肌に仕上げるためには「透明感メイク」がぴったり。
透明感のあるメイクをしたいと思っていても、実際にはどんな風に仕上げたら良いのかわからずに悩んでしまうこともあるでしょう。
透明感メイクは難しいものだと感じてしまいがちですが、ポイントさえつかめばそこまで難しいものではありません。
ということで今回は、corecty編集部のメイクの資格を持つ専門家が透明感メイクをする際に心がけるべきポイントをいくつか紹介していくので、チェックしてみてください。パーツごとにメイクの仕方をまとめていきます。
透明感メイクってどんなメイク?
まず、透明感メイクというものがどういうものなのかということに触れておきましょう。
肌の透明感は生まれつきのものだと考えて諦めがちな人もいるでしょうが、メイクで演出することが可能です。
細かなテクニックは必要なく、いつものメイクを少し工夫するだけでツヤ肌や血色感のある仕上がりが叶います。
素肌にクリアな透明感を演出できるメイクは、ツヤ感や血色感が命。
透き通るような素肌や内側から血色溢れる印象に仕上げるためには、ベースやポイントの色味を工夫する必要があります。
カラフルな色を乗せる個性的なメイクも素敵ですが、大人っぽい印象に仕上げたいという場合には透明感メイクがぴったり。
適した色を選ぶことができれば、華やかな印象に仕上げつつも子供っぽくならずに色気のある雰囲気に仕上げられます。
また、透明感メイクはツヤ感を演出できるので、光を集めて肌が明るくなり、美肌に見せられることも魅力です。
光を集めることで肌トラブルも目立ちにくくなり、どこから見てもきれいな状態を維持できます。
透明感メイクをする際には、各パーツのメイク方法のポイントを押さえていくことが大切なので、今回はパーツごとのメイク方法を紹介していきます。
【透明感メイク】ベースメイクのやり方
透明感のある素肌を演出するためには、ベースメイクのやり方を整えることが大切。
まず、ベースとなる化粧下地にはラメやパールなどがたっぷり含まれたものを選び、ツヤ感を出しましょう。
ラメやパールは大粒のものだと派手になりすぎてしまいますが、粒子が細かいものを選べば適度に華やかに仕上がるのでおすすめ。
また、化粧下地を選ぶ際には「コントロールカラー」を意識することも重要なポイント。コントロールカラーというのは素肌の悩みをカバーするための色味のことで、悩みによって適した色があります。
例えば目元のクマが気になるという人や、小鼻周りのくすみをカバーしたいという場合には、肌が明るく見えるオレンジ系の化粧下地を使いましょう。
また、小鼻のキワや頬の赤みが気になるという場合は、赤みを相殺するブルー系の下地を使うと効果的。
さらに、顔全体の茶ぐすみが気になるという場合には、透明感アップの効果が期待できるパープル系の下地が適しています。
ベースの後にはコンシーラーを使ってからファンデーションを使います。
この時、ファンデーションは全体に塗るのではなく、まず顔の中央にのせてから外側に広げていきましょう。こうすることでムラにならずにナチュラルに仕上がります。
【透明感メイク】アイメイクのやり方
ベースメイクが終わったら、メイクのポイントともなるアイメイクに移ります。
透明感を高めるためのメイクのポイントとしては、絶対に「ナチュラル」を心がけること。
はっきりとした色味を使った強めメイクでは、どうしても透明感が消されてしまうので注意が必要です。
アイメイクのポイントとして、まずアイシャドウは淡い色を選んで使うようにしましょう。
例えばピンクやオレンジ、淡いブラウン系のカラーは肌馴染みも良いので、肌をきれいに見せながら目元を明るく華やかに仕上げられます。
また、アイシャドウを選ぶ際にはラメやパールなどが配合されたものを選ぶと、透明感アップにさらに効果的。細かなラメやパールが入っていることで、目元に光を集めて明るく艶やかに見せられます。
ツヤ感を演出するアイシャドウを選べたら、今度は実際に塗っていきましょう。
上まぶたの場合は普段のメイクと同じように全体になじませてぼかせばいいのですが、下まぶたにつける場合は黒目の下だけに塗るようにすると、うるみのある女性らしい瞳が叶います。
また、透明感のある目元に仕上げるためには、まつげに力を入れてメイクをしていくことも大切。しっかりとビューラーでまつ毛をカールさせたら、たっぷりめにマスカラ液をとって塗っていきましょう。
【透明感メイク】アイブロウのやり方
アイブロウは意外と力を抜いている人も多いですが、眉は顔全体のイメージを左右する重要な部分なので、しっかりと力を入れてメイクをする必要があります。
そしてアイブロウでまず重要になるのが、カラー選び。眉は全て同じ色で塗っても良いのですが、塗る部分によって色を変えると立体感のあるきれいな眉毛が作れます。
まず、眉頭を塗る場合いは明るめのカラーを使って太めに描くことで、顔全体の印象が明るくなります。
眉尻の場合は、アイブロウパウダーを混ぜて少し濃いめにすると、眉の仕上がりの印象がアップします。
眉の形を描くのが苦手だという場合には、眉ペンシルやリキッドライナーを使うのもおすすめ。
眉の形を描いたら、今度は眉マスカラを使って眉の形をふわふわに仕上げましょう。
しかし、塗りすぎるとガチガチに固まって不自然な印象になってしまうので、眉マスカラを使う場合には1回さっと塗る程度にしましょう。
アイブロウペンシルやパウダーで眉の形を整えた後に眉マスカラを使うことで、しっかり形作られていながらもふんわりした柔らかさのある優しい印象に仕上げられます。
眉マスカラの色味を目立たせたくないという場合や、ナチュラルに仕上げたいという場合には透明な眉マスカラを試してみて下さい。
【透明感メイク】チークのやり方
顔の明るさや女性らしい優しい雰囲気を出すためには、チークを効果的に使えるかどうかということも重要。
チークは顔の血色感をアップさせるのに効果的なアイテムなので、透明感メイクをする上では欠かせないものなのです。
チークを選ぶ場合には定番のピンク系でもいいのですが、血色感をアップさせるためにはボルドー系の深みのあるカラーを選びましょう。
ボルドーは少し落ち着いた色なので、肌の透明感を引き立てられます。大人っぽく女性らしい雰囲気が叶います。
狭い範囲に濃くチークを入れてしまうと透明感がかき消されてしまうので、チークを塗る場合には広範囲に薄く、逆三角形に入れるのがポイント。
また、透明感を高めるためにはツヤ感を出すことが大切なので、パウダーチークよりはクリームチークを選ぶようにしましょう。適した色味にならないという場合には、自分で混ぜて色味を作るのもおすすめです。
【透明感メイク】リップメイクのやり方
リップメイクをする際には、ツヤ感のあるバームやグロス系のものを選ぶことが大切。
マットリップなども流行してはいますが、ツヤ感がないので透明感のあるメイクをする場合には不向きです。
また、カラーは肌馴染みの良いベージュやコーラル系、また女性らしい雰囲気に仕上げられるピンク系のリップを選びましょう。
また、自分の肌がイエローベースだという場合には、肌になじみやすい黄みがかったベージュ、ブルーベースの場合には青みのあるピンクベージュも良いです。
ちなみにブルー系のリップなどを選んでたっぷり塗れば、気になる唇のくすみもカバーできるのでオススメ。
リップを選ぶ場合は、チークの色味と合わせることで全体のメイクにまとまりが出ます。
Instagramでも透明感メイクをチェック
YouTubeのほかにも、Instagramなどで透明感メイクが動画や画像で紹介されています。
また、使用したアイテムも公開されているので、参考にして透明感メイクを楽しみましょう。
まとめ
今回は、透明感を高めるためのメイクのポイントについて紹介してきました。各パーツをそれぞれ工夫して仕上げることで、自然でツヤ感や血色感のある大人上品なメイクに仕上げることができます。
コスメやカラーの選び方についても触れているので、自分の肌の色や肌悩みに合わせたケアをしていきましょう。
透明感アップのメイクは一見難しいことのように思えますが、コツをつかめば意外と簡単にできるものなので、是非一度試してみてください!